「青年海外協力隊派遣50周年記念植樹のお知らせ」

2006年に設立30周年を迎えた青年海外協力隊茨城県OV会は、地域貢献活動の一環として常陸太田市にある里美牧場の一角、「協力隊の森」で植林活動を続けています。当初は隣接する「百年の杜」での活動でしたが、2008年から常陸太田市のご好意により、現在の「協力隊の森」を借りて植樹活動を実施しています。そして、今日では「百年の杜」の活動とも歩調を合わせ幾多の活動を行っています。派遣国で地球環境破壊の現状を見てきた本会メンバーたちの自然環境に対する意識は非常に高く、牧場跡地を本来のブナ・ミズナラ等の広葉樹林植生で覆い、多様な生物が生育できる森を育てたいと願っています。というのも、下流域には同市の天然記念物が生息しており、落葉広葉樹の森がもたらす豊かな恵みで流域生態系を豊かにし、ゆくゆくは循環型の森林生態系の構築につなげるとの考えからです。原産地の異る苗木を植えると、受粉による遺伝子の撹乱が起こり、森が消滅することも考えられることから、苗木は地元産にこだわっています。また、教育機関に勤務する協力隊OBたちの協力を得ながら、高校生、大学生などの環境教育の一環として植樹活動を続けています。

 奇しくも、今年は青年海外協力隊派遣から、50年目の節目の年を迎えました。かつて里美地域(旧里美村)は、青年海外協力隊の帰国隊員を支援するJOCA(公益社団法人:青年海外協力協会)の仲介でフィリッピンのラトニダット町と姉妹町村(平成合併で休止)を結んでいたこともあり、以下の通り地域の皆様と共に記念植樹を行いたいと思います。ご多忙かと存じますが、お誘い合わせの上ご参加を賜ることができれば幸いです。尚、前夜祭として11月28日(土)17:00から茨城県立里美野外活動センターで青年海外協力隊フィリッピンOBを交えて懇親会を行いますので合わせてご参加をいただければ幸いです。

日時:11月28日(土)17:00〜 前夜祭:茨城県立里美野外活動センター

    11月29日(日)10:30〜 記念植樹:里美牧場内「協力隊の森」

主催:青年海外協力隊茨城県OV会
協賛:栃木県青年海外協力隊OB会 フィリッピンOB/OG イピルイピル会

協力隊の森の地図

参加、お問い合わせ等についてはJOCV茨城県OV会<ov_yakuin@freeml.com>またはお問い合わせからご連絡ください。

以上