10月の国際理解教育ひろばのご案内

10月ひろばのご案内 
「エコロジーとエコノミックスは同一語源
~その背景から考えた地球の森林保全とその思考~ 」
 今年は、青年海外協力隊の派遣事業が始まって50年の節目を迎える。
そして、青年海外協力隊茨城県OV会(以下;OV会)も来年で40周年。OV会設立30周年記念
として、ブナの植樹「協力隊の森」は次年度で10年目である。これまでの植樹活動を紹介し
ながら科学史を背景として地球上の森林保全を考える。
 意外に思われるかも知れないが、我が国の江戸時代に欧州で用いられたエコロジー(生態
学)とエコノミックス(経済学)は、同一語源であり、今日でも基本のその数式は全く同じ
である。近年、こうした欧米の発想の下、発展途上国ではREDD(森林劣化と森林保全)による
炭素取引が行われている。これは森林保護区や国立公園などの森林群落が空気中の二酸化炭
素を取り込んだ炭素蓄積を金融市場が評価し、国・地域住民にその価値に相当する森林管理
費を支払う制度だ。まさに、エコロジーとエコノミックスの融合なのだが、何故このような
発想が日本人からは生まれないのか、その科学思想的背景を考察する。

【日時】 平成27年10月11日(日)9:30~12:15
【会場】 水戸市国際交流センター(水戸市備前町)
【講師】 川又 由行(青年海外協力隊茨城県OV会)
【費用】 無料
【お申し込み・お問い合わせ】
 開催日の一週間前までに、メール<kokusai_hiroba@yahoo.co.jp>でご連絡ください。
また、FAX:029-855-7986 でも受け付けます。
【主催】 青年海外協力隊茨城県OV会
    ※ 国際理解教育ひろば事業HP http://hiroba09.tsukuba.ch/  
                   ブログ  http://blogs.yahoo.co.jp/kokusai_hiroba、
         facebook https://www.facebook.com/events/888585867902418/
【後援】 茨城県教育委員会、JICA筑波国際センター・茨城県国際交流協会

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今後の予定
第2回 「日本に逃れた難民たち ~意外と身近な難民問題~」 
 講師:清水弘滋 他(CLOVER~難民と共に歩むユース団体~)
 日時:11月14日(土) 午前9:30~12:15
 会場:筑波学院大学
第3回 「アフリカは世界の食料庫となり得るのか? 
           ~日本の稲作技術協力から可能性を探る~」
 講師:時田 邦浩(日本大学生物資源科学部教授)
 日時:12月6日(日) 午前9:30~12:15
 会場:JICA筑波国際センター
第4回 「地球温暖化と持続可能性について」
 講師:舘山 佳央(国際理解教育ひろば実行委員)
 日時:1月17日(日)午前9:30~12:15
 会場:水戸市国際交流センター