国際理解教育ひろば(平成30年11月18日)

「マレーシアから見た日本」

最近、日本を称賛するテレビ番組の多さに驚きます。日本が自信を失った裏返しなのでしょうか。外国との違いを強調して、優越感を得たりするのではなく、多様性を知り、それを認めること、そして自分の生活する社会の問題を解決し、よりよい社会を目指す方が、意義あることだと考えます。
海外で生活すると、日本とは異なることに多く出会います。日本で当たり前のことが、当たり前ではなく、当地で当たり前のことが、日本では当たり前ではなかったりします。最近、日本では、ガラパゴス化という言葉も聞かれますが、日本で当たり前のように考えられていることが、本当に世界でも当たり前であるのかを、マレーシアで6年間生活した講師がマレーシアからの視点でお話しします。
また、日本に留学して、約9年生活しているゲストに、マレーシア人から見た日本について感じたことを話してもらいます。
今回のひろばでは、講師とゲストの話をきっかけとして、皆さんと日本の社会の良い点、問題点を考え、これからの日本の社会のあるべき方向を考えてみたいと思います。

※「国際理解教育ひろば」は平成30年度で19年目を迎えました。
参加型ワークショップ形式で、グローバルな課題を、参加者同士で、楽しく考え、学び合うセミナーです。

ひろばパンフレットhiroba21081112

■ 日 時: 平成30年11月18日(日) 9:30 ~12:15
■ 会 場: 筑波学院大学 第二会議室
(茨城県つくば市吾妻3-1。TXつくば駅から徒歩、7分)
■ 講 師: 齊藤達也 (筑波学院大学非常勤講師)
東北大学理学部化学系卒業。筑波大学大学院教育研究科修了。
元公立高校理科、情報科教諭。在職中、筑波大学、筑波学院大学で
非常勤講師兼任。
また、マレーシアのマラヤ大学予備教育センターに2年間派遣
(文部科学省)。
定年退職後、再びマラヤ大学予備教育センター及び帝京マレーシア
日本語学院で、物理を教える。2018年4月に帰国し、現職。
専門は、理科教育、情報教育。興味は、環境教育、国際理解教育、
旅、山歩き、ジョギング。

ゲスト: Hawa Alima Latiffさん (筑波大学大学院数理物質科学研究科)
■申し込み: 開催1週間前までに下記の連絡先までご連絡ください。
E-mail:kokusai_hiroba@yahoo.co.jp
■ HP: http://blogs.yahoo.co.jp/kokusai_hiroba
■ 主催 青年海外協力隊茨城県OV会
■ 後援 茨城県教育委員会、JICA筑波国際センター、茨城県国際交流協会