テーマ「アフリカは世界の食料庫となり得るのか? -日本の稲作技術協力から可能性を探る-」
2050年には、世界の人口は、90億人となるといわれています。その時、誰がその食糧を供給することになるのでしょうか。
現在のアフリカは農業生産性が低いため食糧を輸入せざるを得ない国が多く、食糧援助を受けている国も少なくありません。一方、これまで食料の供給国であったアジアの新興国では都市化が進み、生産力の増大は期待できません。また、今後、中国は一層大きな輸入国となることが見込まれています。
将来を見据え、2008年からアフリカ稲作振興のための共同体(CARD)という枠組みでアフリカの20カ国以上で稲作振興が進められています。アフリカにおける農業生産のポテンシャルは高いといわれていますが、果たして「緑の革命」はアフリカでも起きるのでしょうか。
日本によるアフリカでの国際協力の現場を、映像で紹介しつつ、コメの増産と食料供給の可能性を探りたいと思います。
■日時:平成27年12月6日(日) 9:30 ~ 12:15
■会場:JICA筑波国際センター
つくば市高野台3-6(つくばエクスプレス「つくば」駅 バスターミナル(2)番のりばから、つくバスN 南部シャトル「茎崎窓口センター行き」に乗り約16分。「高野台中央」下車。徒歩約5分。(片道300円))
■講師:時田邦浩 日本大学生物資源科学部 教授
プロフィール:1981年農業機械分野でケニア国ジョモケニヤッタ農工大学プロジェクトに協力隊員として参加。ミシガン州立大学博士課程修了。技術協力専門家、JICA筑波の研修指導員を経て1995年からJICA国際協力専門員。長期派遣国はケニア、フィリピン、カンボジア、ウガンダ。2015年1月にウガンダのコメ振興プロジェクトから帰国し、同年4月から現職。
■申し込み:開催1週間前までに下記の連絡先までご連絡ください。
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■主催:青年海外協力隊茨城県OV会
■後援:茨城県教育委員会、JICA筑波国際センター、茨城県国際交流協会